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研究会の案内


2017年度第3回(通算第8回)研究会

日時:2018年3月17日(土)13:00〜19:30,3月18日(日)9:30〜17:30
場所:AA研3階マルティ・メディアセミナー室(306室)
内容:成果論集の出版に関する編集会議(全員)

2017年度第2回(通算第7回)研究会

日時:2017年11月11日(土) 13:00〜19:30,11月12日(日)10:00〜16:30
場所:京都大学理学部2号館(京都市左京区北白川追分町)
発表者
1.竹ノ下祐二(AA研共同研究員,中部学院大学)「人新世という極限」
2.床呂郁哉(AA研所員)「真珠養殖における環境と生存」
3.西井凉子(AA研所員)「生きる世界の極:死者と精霊を手がかりに」
4.花村俊吉(AA研共同研究員,京都大学)「チンパンジー社会における共在の極限:新入りメスのふるまいに着目して」
5.全員「成果論集に関するミーティング」

2017年度・第1回(通算第6回)研究会

日時:2017年7月22日 13:00〜19:30,7月23日 9:30〜16:00
場所:AA研3階マルティ・メディアセミナー室(306室)
発表者
1.杉山祐子(AA研共同研究員,弘前大学)「(仮)食性の変化と調理加工の共同」
2.西江仁徳(AA研共同研究員,京都大学)「社会の極限としての孤独性:野生チンパンジーが孤独になるとき」
3.花村俊吉(AA研共同研究員,京都大学)「(仮)共在の極限:チンパンジーの新入りメスの生存と環境」
4.船曳建夫(AA研共同研究員,東京大学名誉教授)「人間仕掛けのロボット:日本古典芸能における二足直立と歩行の極限化」
5.山越言(AA研共同研究員,京都大学)「チンパンジーは雑草種か?: 西アフリカの農業景観における人との共存」
6.全員「今後の研究会活動に関するミーティング」

2016年度・第2回(通算第5回)研究会

日時:2017年3月4日13:00〜19:30、3月5日9:30〜15:00(または10:00〜15:30)
場所:AA研マルティメディアセミナー室(3階306室)
内容
1.伊藤詞子「変動する生息環境とチンパンジーの生存(仮題)」
2.曽我亨「環境への適応がほころびる時」
3.中村美知夫「チンパンジーの孤児の生存をめぐって―「母親の不在」は極限的な社会環境か?」
4.中川尚史「霊長類が群れを維持できる極限の環境」
5.河合香吏「牧畜民の遊動再考ー諸環境との相互作用から」

2016年度・第1回(通算第4回)研究会

日時:2016年7月30日(土)13時00分〜19時00分、および7月31日(日)9時00分〜15時30分
場所:京都大学清風荘 本館第2会合室
内容
1.D.スプレイグ(AA研共同研究員、農業環境技術研究所)「死亡率:生活史としての理解と生態学としての理解」
2.春日直樹(AA研共同研究員、一橋大学)「家族と縁組みについての幾らかの考察」
3.田中雅一(AA研共同研究員、京都大学)「ホロコーストの生存者たちとともに生きる人びと:アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所のガイドたち」
4.北村光二(AA研共同研究員、岡山大学名誉教授)「個人の選択がそのままで社会の選択になるとき―『地域社会の消滅/再生』という極限に向き合う生き方―」

第32回日本霊長類学会大会・自由集会-6

※第32回日本霊長類学会大会についてはhttp://www.psj32.com/を参照のこと。

タイトル:人類を含む霊長類の重層社会の形成をめぐって
開催日時:2016年7月15日(金)17:25-20:05
会場:鹿児島大学郡元キャンパス(会場2)
企画責任者・司会:河合香吏(東京外国語大・AA研)
話題提供者:松田一希(中部大・中部高等学術研)、杉山祐子(弘前大・人文)、寺嶋秀明(神戸学院大・人文)、中川尚史(京都大・理)
コメンテーター:本郷峻(京都大・理)、内堀基光(放送大・教養)
概要
 人類は群居性動物である霊長類の一員として、集団で生活する方途をさまざまに進化させてきた。現代のわれわれは、家族、仲間、地域社会、職業集団、国家、国際社会等、重層的で複雑に絡み合い、しばしば巨大な集団の中に生きている。本集会では、人類を含む霊長類の事例に焦点を絞り、人類と近縁の大型類人猿の社会に明瞭には認められない重層社会なる社会形態の形成について議論したい。話題提供には、松田一希「コロブス類の重層社会:ヒヒ類と比較して」、杉山祐子「(仮)姉妹になるか母になるか:焼畑農耕民の離合集散と社会の重層化を考える」、寺嶋秀明「(仮)ヒトは誰と一緒にいたいのか?:狩猟採集民の生態と社会から考える」、中川尚史「(仮)初期人類の重層社会についての新説:霊長類学の立場から」を予定している。
 本集会を企画した背景には「人類社会の進化史的基盤研究」と題する共同研究(於東京外国語大AA研)がある。霊長類社会/生態学、生態人類学、社会文化人類学の3分野を中心に、「集団」「制度」「他者」「生存・環境・極限」とテーマを展開しながら議論を続けてきた。その一貫した目的のひとつは、人類の社会性Socialityの進化的な解明にある。社会性とは、他者(他個体)と相互に関係しつつ同所的に存在する能力、つまり集団をなして生きる能力であり、集団の中で複数個体の共存を保証する能力のことである。より複雑な集団の生成には、諸制度(規範やルール、コンヴェンション等を含む)の生成も必要であったはずだ。重層社会もまた、そうした複雑な集団のありかたと言えよう。初期人類はどのような集団を形成していたのだろうか。それはどのような能力や傾向の獲得と関連していたのか。生息環境とはどのような関係にあったのだろうか。初期人類の社会を見据えつつ、現生の人類以外の霊長類と現生の人類の重層社会の両面から、家族の起原や社会性の進化についても議論したい。

2015年度・第3回研究会

日時:2016年2月21日(日)9時30分〜19時30分
場所:東京外国語大学AA研棟マルティメディアセミナー室(306室)
内容
 黒田末壽(AA研共同研究員、滋賀県立大学名誉教授):「類人猿のホーティカルチャー」
※とりあえず、発表は、大型類人猿と環境の相互作用の基本的な情報提供です。

 寺嶋秀明(AA研共同研究員、神戸学院大学):「チンパンジー,ヒト,ロボット:心と身体の距離(仮)」
※要旨:ヒトはチンパンジーとの共通祖先から進化した生き物である。そしてロボットは,ヒトから直接進化したわけではないが,近年では,将来ヒトに置き換わるものとなるかもしれないともいわれている。チンパンジーとヒト,そしてロボット(人工知能)はどのように同じで,どのように異なるのか。現在,人類学や心理学で論じられているのは主として知的側面の違いであるが,知と身体を総合的に考えた場合,どのようなことが見えてくるのか,あるいは問題となるのか,進化史的パースペクティヴから考えてみたい。

 大村敬一(AA研共同研究員、大阪大学):「消滅の恐怖と魅惑:カナダ・イヌイト社会の生成・維持のメカニズムにみる人類 の社会性のエンジン(仮)」

2015年度・第2回研究会

日時:11月14日(土)13時〜19時45分、および11月15日(日)9時00分〜12時30分
場所:東京外国語大学AA研棟マルティメディアセミナー室(306室)
内容
 内堀基光(AA研共同研究員・放送大学):「生きる共同体の過去と未来」
 足立薫(AA研共同研究員・京都産業大学):「社会の進化と種間関係」
 藤井真一(大阪大学院生・ゲストスピーカー):「(仮)暴力と平和力:ソロモン諸島の「民族紛争」渦中における生存戦略」

第10回人類学関連学会協議会合同シンポジウム

タイトル:「群れる・集う―人間社会の原点を問う―」
日時:2015年10月11日(月・祝)13:00〜16:30
会場:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
※日本民俗学会第67回年会併催

概要(プログラムと報告要旨)(PDFファイル)

第31回日本霊長類学会大会 自由集会-1

タイトル:サル屋とヒト屋の共同研究とは?:「人類社会の進化史的基盤研究」の試み
開催日時:2015年7月18日(土)13:00-15:40
会場:京都大学百周年時計台記念館国際交流ホール1(ホールA)
企画責任者・司会:河合香吏(東京外大・AA研)
話題提供者:伊藤詞子(京都大・WRC)、北村光二(岡山大・名誉教授)、内堀基光(放送大・教養)
コメンテーター:西川真理(京都大・理)、水野友有(中部学院大・教育)、座馬耕一郎(京都大・ASAFAS)

2015年度・第1回研究会

日時:2015年6月28日(日曜日)午後1時〜6時半頃
場所:東京外国語大学AA研棟マルティメディアセミナー室(306室)
内容
 (1) 少し長い自己紹介(全員)
 (2) 趣旨説明(河合香吏・AA研)
 (3)本共同研究課題に向けての話題提供
    1)竹ノ下祐二(AA研共同研究員・中部学院大学/霊長類学)
    2)杉山祐子(AA研共同研究員・弘前大学/生態人類学)
    3)春日直樹(AA研共同研究員・一橋大学/社会文化人類学)